次のキャンプでやってみたい、燻製食材ランキング！

「今さら燻製？もうやってるよ」なんて声が聞こえてきそうですが、ぼくもベーコンやタマゴにチーズ、ナッツあたりは経験済み。

今回のテーマは、「僕が思う定番ではない食材」としてみました。
というのも、近々キャンプに行くのですが、燻製をやるつもりでいるんです。

ですが、中にはぼくよりもキャンプ飯上級者もいるので、定番食材ではサプライズがない。

ということで、いろいろと調査をして見つけた、燻製食材でパッとは思いつかないであろう食材だけで5品ピックアップ。

▼ぼくが思う定番ではない食材５つ
・豆腐
・鳥のささみ
・餃子
・バナナ
・マシュマロ

この中からランキング形式でお届け。

中には「え？」と思うものもありますが、それについてはいわゆる人柱的な感じで挑みたいと思います（笑）。

ランキングの基準は、定番食材よりも人に振る舞いたいか、です。

だって、ぶっつけ本番で振る舞って失敗したくないじゃないですか（失敗するのもエンタメで面白い場合もありますが）。

ということで、実際に５つを燻製にしてみた結果をランキング形式で発表していきます。

燻製方法や使用した燻製器について

燻製方

燻製の方法には大きく熱燻・温燻・冷燻の３つありますが、今回はもっとも短時間で燻製が楽しめる熱燻の方法をチョイス。

ウッドチップは、SOTOの「スモークチップス ブレンド」を選びました。

これは、さくら、なら、くるみなどの広葉樹をブレンドしたウッドチップで、いずれかの香りに偏ることなく平等に食材を評価できると思ったためです。

燻製器

使用した燻製器は、アペルカのテーブルトップスモーカー。

５年ほど前から持っている燻製器で、AUXというデイリーで使える調理器具をラインナップするメーカーがアウトドアラインとして提案している燻製器です。

本社が、金物の街として名高い新潟県三条市というのもグッドポイント。

定番ではない食材ランキング！

ここからは食材ランキングをお届け！

火加減は弱で統一させましたが、家庭のコンロの最弱だとチップの燃焼が弱く、結果燻され具合が甘いように思ったので、家庭のコンロで調理される方は、弱の中で調整することをおすすめします。

燻製時間は豆腐、鳥のささみ、餃子が30分で、バナナ15分、マシュマロ10分としました。

第１位：豆腐

第１位は、木綿豆腐でした！

木綿豆腐は、酒のつまみに持ってこいな一品だと思いました！

というのも、豆腐自体はそこまで味がついていないので燻した香りをもっとも感じやすい食材だと思ったためです。

しかしながら、豆腐は下ごしらえが必要なので、キャンプ前日に仕込む必要あり。

というのも、水分が多く含まれていると燻されにくいため水分を抜く作業が必要なのです。

やり方は簡単！

塩を全体にまぶし、重しを乗せて12時間ほど寝かせます。

イメージ的には、キャンプ前日の夕食時に一緒に準備して、キャンプ当日の朝に水分が抜けた豆腐をパッキングするという感じでしょうか。

ひと手間必要ですが、これは一度やってみる価値あり！

第２位：バナナ

燻製の先輩方が書かれたブログを見てみると、バナナは賛否両論のようですが、焼きバナナが好きな方であれば好みかもしれません。

個人的には、燻製の香りとバナナ本来の味がすごくマッチしているように思いました。

トロっとした食感がデザート感をプラスしてくれています！

第３位：鳥のささみ

鳥のささみは、思いつきそうな食材かもしれませんが、肉類といえばやはりベーコンがはじめに来るはず。

そういった意味では、大定番がいる以上鳥のささみにチャレンジする人は少なそうということで試してみることに！

こちらも袋に入れて軽く塩で揉み、冷蔵庫で２時間ほど寝かせる必要がありますが、結果はかなり上々！

味だけでいえば豆腐並みの美味でしたが、サプライズ感というところでは欠けるかなと思ったので第３位にとどまりました。

味は酒のつまみとして最適ですし、カロリーも低くダイエットにも最適！

キャンプ飯は高カロリーなものが多くなりがちなので、鳥のささみの燻製で調整するのも良さそうです。

第４位：餃子

正直１位のポテンシャルがあると期待して挑んだ餃子でしたが、結果は４位。

理由は単純に、焼き餃子のほうが美味しいと思ったから。

燻製にすると、蒸し餃子のようになるのでソフトな食感になるので、個人的には焼いたあのパリッと感のほうが好みかなと。

そういう意味では、蒸し餃子好きの方は、もう少しランキングが上だったかもしれません。

振る舞うという意味でも、おそらく焼き餃子が好きな方がマジョリティな気がするので、あえて餃子を燻製にしなくてもいいかなと思った次第です。

第５位：マシュマロ

甘いものに目がないぼくは、ある意味で一番楽しみにしていた食材でした。

楽しみだったが故に、結果とのギャップが大きかったともいえますが…。

写真にある通り、少し香りはついたものの、溶けただけという結果に。

燻す時間を短くすると香りがつかないし、長くするとドロドロになるという八方塞がり感。

もしかすると、低い温度で燻す温燻や冷燻が適しているのかもしれません！

総括

ぶっちゃけた話、次回行う際に振る舞いたいと思ったのは第３位の鳥のささみまででした。

考え方によっては、５品中３品採用と考えるとポジティブな結果かもしれませんね。

みなさんは、今回チャレンジしてみた食材で気になったものはありましたか？

もしよければ、食材名やご自身で行った燻製の中でうまくいった食材のことをコメントしてシェアしてくれたら嬉しいです！