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〇本栖の成り立ちと歴史 その3

 

竜ヶ岳と本栖の伝説

 

SUMIKAから富士山が見えない理由は、実は隣に竜ヶ岳という山があるからです。

そう書きだすと、邪魔な山みたいに聞こえますが…

本栖と切っても切れない関係の大事な山です。

 

登山口から頂上までは標高差は約800mの初級者レベルの山です。

 

そんな竜ヶ岳は多くの登山者が訪れ、

年始のダイヤモンド富士の名所としてしられています。

 

年始の晴天率は、かなり高いです。

「元旦は初日の出が殆ど見れる」と住民からお話を伺っています。

今回は、そんな竜ヶ岳について紹介していこうと思います。

 

本栖湖には、今もまだ不思議な物語りがいくつも眠っています。
1600年ほど前や4000年以上前の縄文時代の土器や石器も見つかったそうです。
それは、古からそこに人々が暮らす村があった痕跡です。

 

西暦800年・864年にも富士山が噴火も、住民たちは目撃していたようです。

 

噴火の際に灼熱の溶岩が本栖湖に流れこみ、湖の主の竜が熱さのあまり逃げ出して

当時「小富士」と呼ばれていた湖畔の山に駆け昇った。

これが今の「竜ヶ岳」の名の由来だという。

 

また別の伝説では、富士山の大爆発を予知した湖の竜が、小富士の山頂に昇り村人に告げて救ったという説がある。小富士は竜ヶ岳と呼ばれ人々に信仰されるようになった。
 

 

そして、竜ヶ岳は今でも(約1200年経ったが...)信仰の対象でもあり、

本栖湖江岸寺の住職が7月に、本栖地区の住人から選ばれし「六斎念仏講」と共に、

この場所で竜を供養したという「石仏」へ登り、念仏の行法をつとめています。

 

この竜ヶ岳と湖の間には、

古代から人が住んでいた(古墳時代の土器が湖内で発見」のにも、驚きです。

 

参考・抜粋は⇒コチラ

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