山梨 | 本栖湖 SUMIKA CAMP FIELD
公認
2024/06/21 08:09
〇本栖の成り立ちと歴史 その3
竜ヶ岳と本栖の伝説
SUMIKAから富士山が見えない理由は、実は隣に竜ヶ岳という山があるからです。
そう書きだすと、邪魔な山みたいに聞こえますが…
本栖と切っても切れない関係の大事な山です。
登山口から頂上までは標高差は約800mの初級者レベルの山です。
そんな竜ヶ岳は多くの登山者が訪れ、
年始のダイヤモンド富士の名所としてしられています。
年始の晴天率は、かなり高いです。
「元旦は初日の出が殆ど見れる」と住民からお話を伺っています。
今回は、そんな竜ヶ岳について紹介していこうと思います。
本栖湖には、今もまだ不思議な物語りがいくつも眠っています。
1600年ほど前や4000年以上前の縄文時代の土器や石器も見つかったそうです。
それは、古からそこに人々が暮らす村があった痕跡です。
西暦800年・864年にも富士山が噴火も、住民たちは目撃していたようです。
噴火の際に灼熱の溶岩が本栖湖に流れこみ、湖の主の竜が熱さのあまり逃げ出して、
当時「小富士」と呼ばれていた湖畔の山に駆け昇った。
これが今の「竜ヶ岳」の名の由来だという。
また別の伝説では、富士山の大爆発を予知した湖の竜が、小富士の山頂に昇り村人に告げて救ったという説がある。小富士は竜ヶ岳と呼ばれ人々に信仰されるようになった。
そして、竜ヶ岳は今でも(約1200年経ったが...)信仰の対象でもあり、
本栖湖江岸寺の住職が7月に、本栖地区の住人から選ばれし「六斎念仏講」と共に、
この場所で竜を供養したという「石仏」へ登り、念仏の行法をつとめています。
この竜ヶ岳と湖の間には、
古代から人が住んでいた(古墳時代の土器が湖内で発見」のにも、驚きです。
参考・抜粋は⇒コチラ
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