ニュース

【アンケート結果公開】キャンパーの“熊への意識”はどのくらい?


#なっぷNOWユーザーのみなさんに“キャンプ時の熊への意識”についてアンケート協力をお願いし、その結果をまとめました。
ぜひ、ご自身の対策の参考にしてみてください。

【調査概要】
実施期間:2025年11月11日〜11月17日
回答数:539名


熊への危機感、どれくらい感じている?

「キャンプ時における熊の出没や被害について、どの程度の危機感を感じていますか?」という質問に対して、
「非常に感じる」または「やや感じる」と答えた方が全体の75%を占めました。

 


「やや感じる」または「非常に感じる」と回答した人をエリア別でみると、
宮城県・福島県・群馬県が9割以上、岡山県・福岡県では3割以下の結果となりました。
地域によって熊との距離感や体感値の差がでています。
 


熊対策をしている人はどのくらい?

「熊に対して何らかの対策を行っていますか?」の問いに対し、
「対策をしている」と回答した方は全体の約64%でした。
危機感を感じている人の割合(75%)と比べると、実際に行動している人はやや少ない傾向が見られます。

このギャップは、「意識はあるけれど、具体的に何をすべきか分からない」という人も一定存在することを示しています。
 


みんなが実際に行っている熊対策は?

対策をしている方(64%)に絞ると、具体的な取り組みは次の通りでした。

全体として、「出没状況確認」「匂いを出さない」対策が主流であり、
キャンパーの多くが「熊と出会わないための予防策」に重点を置いている傾向が見られました。
 

「その他」の自由回答では、
・「テント付近で音を出す。うるさくならない程度に消灯時間まではタブレット、スマホなどの音声を出して存在感を示す。」といった存在を知らせる対策
・「ゴミは車内に入れる」といった食料やゴミの管理
・「キャンピングカーで就寝する」「コテージやバンガローに宿泊する」といった宿泊場所に関する対策
「獣用の線香を焚いてます。」「熊よけの臭いシートを持参します」「森林香等を焚いている。焚火もしているし、熊も煙は苦手だろうと思っている。」といった煙や匂いによる対策
など、経験に基づく実践的な声が多く寄せられました。
 


今回のアンケートから見えたのは、
エリア差はあるものの、キャンパーの多くが熊に対して明確な危機感を抱いていることがわかりました。

一方で、危機感を持っていても実際に対策を取れていない人が一定数存在することも今回の調査で見えてきました。

熊は「出会わないための準備」が最も大切。
コミュニティ内でも「実践的な熊対策」や「安全なキャンプの心得」を共有していきましょう!

アンケート結果のご感想を、ぜひコメント欄で教えてください。

コメントする