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Blog#007 | 意外と難しい、春〜梅雨時期のアウトドア服を考える

快適にキャンプするなら、ギアよりも服が大切

登山ならまだしも、キャンプだったら服はなんでもいい。

たしかにそういう日が多いのは事実だと思いますが、想定外の天候に見舞われるのがアウトドアですよね。

天気予報が外れて雨が降ってきた、思ったよりも暑くなったなど、みなさんも一度は経験したことがあるはず。

特に季節の移り変わりの季節や天候が定まらない時期は要注意。

春から夏前の梅雨にかけては気温や天候の変化が著しいので着用する服に気をかけることをおすすめします。

ということで、今回は長年キャンプをはじめ登山などアウトドアをしてきたぼくが実体験で学んだアウトドアフィールド、特に一般的なオートキャンプ場での服について述べさせていただきます。

あくまでこれはぼくの私見であり、何を重要視するかによってさまざまな意見があることと思いますが、アウトドア服に気をつけるきっかけとなれば幸いです。

梅雨時期より前は、ロンTに吸水速乾のアンダーウェアを

ぼくはできるだけ天然繊維の服を着用したい嗜好で、メリノウール大好きっ子です。

メリノウールは天然繊維の中では吸水速乾性に優れた素材で、その日の適温に調節してくれる優れた特徴があります。

一方で、チクチクして苦手という方も多いんです。

なので、いろいろなブランドのものを試着して自分に合うものを見つけることをおすすめします。

ぼくの場合は、icebreakerというニュージーランド産のメリノウールを使用したブランドのものが体に合っていました。

ですが、ベーシックなデザインが多く、少しもの足りなさもあったんですよね。

カラーはSAXをチョイスしました

そこで見つけたのがONC MEIRNOというブランドでした。

このブランドはメリノウールを日常着にするべくデザインにもこだわっていて、ゆったりしたシルエットが特徴。

首元と袖のリブがワンポイントに

実際、ぼくもアウトドア用に買ってみたのに、街着としてもよく着用しています。

昨年買い替えたのですが、着すぎてもうヨレてきました(汗)

そして、アウトドアに行くときには、さらにモンベルのジオラインクールメッシュシリーズを着ていきます。

汗っかきなので、汗冷えが怖くこれを着ていると安心できるし、これで汗冷えしてしまったらしょうがないと割り切れる心の安心服的な一着です。

なので、夏には日常でも欠かせず、同じものを3着所有しています。

持って行く服は、バリエーション豊富に

冒頭で話したように、予想よりも暑くなるのか、はたまた寒くなるのか、あるいはどちらもか…。

後悔しないために、春〜梅雨の時期には多めに服を持っていきます。

個人的にバックのデザインが好きで、このデザインを選びました

例えば、日中に思ったよりも暑くなった時のためにパタゴニアのキャプリーンクールデイリーのTシャツもバッグに入れておきます。

天然繊維にはないレベルの吸水速乾性があるので、思ったよりも汗をかきそうなときにはすぐに着替えるようにしています。

キャプリーンにはトレイルモデルもあり、そちらの方が速乾性は高いのですが、アンダーウェアのようなデザインなので、デザイン性もあるデイリーシリーズを好んで着ています。

逆に寒くなるというときもありますよね。

暑くなるか寒くなるかどっちかにしてよ! といつも思いますが、変化に対応するものが優秀な生き物ということで、逆の寒さにも準備をしておきます。

長年使っているtilakの中綿ジャケット。シンプルなデザインでお気に入り

具体的には、薄着の中綿ジャケットを持っていってます。

ダウンの方が保温性はありますが、雑に扱えて洗濯も気軽にできるのでこういったときには中綿を選んでいます。

あとは、雨が降ったときのためにレインジャケットも忘れません。

 

胸にハの字に配されたポケットのフラップにもジップがあり、物を入れられます
フラップをめくると、またポケットがあります

このCMFのジャケットはポケットがたくさんついていて小物を収納するのに優れているのが特徴。

なにかとポケットに小物や菓子類を入れがちなぼくにはうってつけのジャケットなのです。

大雨が降ったとき用に、レインパンツも用意。

いくつか使いましたが、モンベルの一番安価なモデルで十分という結論に至りました。

これは登山用なので裾部分が大きく開閉でき、靴を脱がなくても履けます。

だいたいこのようなレインパンツを履こうとなったら雨がすでに降っていることが多いので、こういったタイプのレインパンツをおすすめします。

最後に紹介するのは靴ですが、夏は迷わずサンダルですが、この季節はまだ早いと思っていて、しっかり目のアウトドアシューズを履いていきます。

サロモンのXT6
ダナーのダナーライト

ラフに履けるサロモンのXT6か、気合が入っているときはダナーのダナーライトという感じです。

どちらも防水仕様ですし、汚れてもいい靴なので、足元を気にしなくていいので安心です。

ぼくのアウトドア服は、基本的に安心を与えてくれるものを重要視しています。

やっぱり後悔したくないし、不快な思いはしたくありません。

アウトドア服は、快適な気持ちにさせてくれるのではなく、不快にならない=対策できた、という計算式のように考えています。

これらベースがあってはじめて、快適なキャンプギアがあるんじゃないかと思います。

もちキャンプに行くときの服装を気にしたことがなかった方は、一度見直してみてもいいかもしれません。

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1 件の返信 (新着順)
ゲンゴロウス
2024/05/08 15:58

単純な感想として随分重装備だなぁ!と(笑)。これだけもし持参して、なおかつファミリーキャンプだと、かなりなボリュームになって車(で行くとして)も積載能力を求められますね。
私の場会は、この季節のキャンプだったらインシュレーションのジャケットは省きたいです。小寒い時にはフリースで凌ぎます。フィルムのサンドされたフリースは相当暖かいですよ。
また雨具は必携ですが、レインジャケットにするより耐水圧3000mm位のアウタージャケットとパンツは撥水機能で行きたいと思います。滴を受け止める足元は防水性のシューズで行けるのでは?と推量します。山行ではないので、仮に到着~設営時~撤収まで全て降雨だとしても、体をドライに保つ必要が有るのはテント、タープの設営と荷運び、そして撤収時だけだと思われ、後はテントと殆どがタープの下で事は済むので。
かつて、それを証明するかのキャンプ体験をしました。2家族6人で行ったファミリーキャンプ(小学生2名)に行った時が設営~撤収まで降雨でした!当然やみ間は有るし、豪雨ではなかったので女性、子供を車2台に乗せておいて男性で耐水性ジャケットと撥水性パンツで大型タープを芝生サイトに張って、その下に被る様にテントを設営して車からのメンバーを招き入れて、テーブルとチェアを組んで焚き火台で料理もこなして、楽しくキャンプが出来ましたし誰も風邪をひきませんでした。
季節は一致。形態がファミリーキャンプ滞在型に関してですが、それを参考にすると、冒頭の印象を感じました。